で、結局徳山ダムと上大須ダムと雲川ダムと真名川ダムを巡った


ようやく葬儀も終わり、妻と子は妻の実家に残して私は明日から仕事のため帰宅しました。どうもダムログの時間です。


19時半からお通夜が始まるので、夕方には戻るねと妻に伝えて出発進行!ちなみに今回のダムめぐりは、元々はお通夜と葬儀のためでしたので、カメラもビデオも持ってきていません・・・。
先日は観光放流開始前日の徳山ダムに行ってきたと記事を書きましたが、その時はまだケータイの電波があったので何とかその場で投稿できたものの、その後はずーっと電波が無かったため、結局帰宅後に投稿してます。

子どものお守りとは言え、なにやってんだか。
いや、でもかなり本気モードでこれが子守なのです。
徳山ダムではまだダムカードを頂いていなかったので、管理所に行き子どもの分と合わせてダムカードもゲット。あと、リムトンネルが開放されていたので、歩いてきました。
ただ暑くてバテそうな上に、子どもがまったく歩きたがらず、ずっと抱っこしてさすがにヘトヘトになりましたので、簡易的に見学して次のダムへ。
いろいろ悩んだ末、徳山ダムを北上し県道270号を抜けて、国道157号へ。これを北上して未だ見ぬ真名川ダムに行こうと思いましたが、通行止めの文字が見えたため諦めて、逆に南下し樽見で国道418号を経由して上大須ダムに行く事にしました。

以前来た時は天端にすら行けなかったのですが、今では開放されており、比較的自由に見学できるようになっています。川浦ダムは相変わらず解放されていませんでした。案内図にはわざわざ川浦ダムにトイレの表示があるのに・・・。中電さん!お願いです!見学させてください!

こうしてダム湖側の堤体も見ることができます。徳山ダムはマスコミで頻繁に取り上げられているので、観光客がものすごく多かったのですが、さすがに上大須ダムは閑散としており、私ら親子と後から初老の夫婦が訪れるのみでした。
上大須ダムを後にして、ここで久々の冒険心が登場してしまいました。
「たしか上大須ダムの下流のすぐから福井に抜けるルートがあったよな・・・でも福井方面は通行止めのはず。まぁ、行けなかったら行けなかったで諦めて南下して戻ればいいや。」
・・・と、とても2歳児を連れてドライブしているとは思えない構想です。
ただこのルートは非常に疲れます。狭いです。まぁ、交通量はそんなに多くありませんので、離合できないなんてことはありませんでしたが。
で、どっと疲れが出ながらも国道157号線に出ました。これを左折すれば岐阜方面に行けるのですが、例の通行止めの箇所がここだったらしく、もう福井方面にしか行けません。いまさらさっきの道を戻るのもイヤですし。
この国道157号線。前から知っていたのですが、いわゆる酷道なのです。
「落ちたら死ぬ!」の看板があることで有名な酷道で、子連れであるという条件にやや躊躇しながらも、挙行の愚に躍り出ました。
河川道路、離合困難、法面落石などなど幾多の困難を乗り越えて、ようやく福井県にたどり着きました。

「駿ちゃん、福井に入ったよー・・・」
と声を掛けますが、子どもはもうぐっすり寝てました。かなりの悪路な上にけっこうきついワインディングもぐいぐい攻めてたのですが、肝が座ってるというかなんというか・・・。
ちなみに今回のダムめぐりでは、移動中はほとんど寝てました。
酷道157号線も県境を抜けると意外と整備されていて、福井県側は快走路でした。ただもうここまで来ると、自分がアホに思えてきます。
福井に入ってかっ飛ばして、トンネル抜けたら「あ!そう言えば」とふと思い、ドアミラーを見ると「あ、やっぱりダム!」
という訳で雲川ダムです。

ただダムサイトでは工事がされ、ダムへ続く道が大型クレーン車で塞がっていました。残念ですが引き返す事にしました。
もうここまで来ると戻れません。あとは笹生川ダムに行き、憧れの真名川ダムに行くしかありません。でも笹生川ダムを経由すると時間的に厳しいので、結局真名川ダムをチョイスしました。
途中、憧れの麻那姫に拝謁。

キンピカでお美しうございました。麻那姫さま、今後もどうかこの地域をお守りください・・・。
ここからは真名川ダムの堤体も見えます。もう少しだ!

で、やっと到着。疲れた・・・。

ただあんまり時間が無いので、撮影とトイレを済ませ、管理所でこれまた子どもの分も含めてダムカードを頂戴しました。森と湖に親しむ旬間イベント用のカードもまだあったようで、2種類を頂戴しました。
この時点で15時。今来た道を引き返したとしても、あの狭い道を戻ると夕方には間に合わない可能性が大きい。でもでもカーナビでは北陸道経由でも東海北陸自動車道経由でも4時間30分以上・・・!
あう、間に合わないかも。やべー、お通夜に遅刻ってすげー恥ずかしいじゃん。逡巡して結局、九頭竜と東海北陸自動車道経由での帰路に決定。
真名川ダムを出発して大野市の郊外に入ったら、ようやくケータイの電波が復活し、妻からのメールを受信。
「14時に戻ってきてね」
む、無理。ってか過去にも戻れません。メールの内容には「大役があるから」とか・・・。うわー、やっちまったかも。ってか出発前に言ってくれよぅ。
で、もう半ば諦め気分で、それでもかなりすっ飛ばしましたが、会場には17時40分ごろ到着。なんとかお通夜には間に合いました・・・。
という訳で、大事な時にダムめぐりをするのは止めましょう。自戒です、はい。
今回の戦利品↓

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