御母衣ダム建設記録映画を観てきた


うーん、悪くないけど期待したのとちょっと違ったかなー。どうも、ダムログの時間です。

科学技術映画上映会「高度成長を支えたニッポンのモノづくり」パンフレット

名古屋のトヨタテクノミュージアム産業技術記念館で「御母衣ロックフィルダム-第1部-」という御母衣ダムの建設記録映画が上映される、と情報をTwitterで教えていただいたので、家族連れで行って来ました。

当日お昼は名古屋駅周辺のおしゃれカフェで済ませる予定だったのが、午前中に朝マックとサイドメニュー諸々を大量に摂取してしまい、お腹が空かなくてうだうだしてたら、お昼を過ぎてしまい・・・。

とは言えなんだかんだと名駅到着。大名古屋ビルヂングはまだ健在でした。閉館になったらすぐに取り壊すのかと思ったらそうではなかったのですね(汗

大名古屋ビルヂング

産業技術記念館へはなごや観光ルートバス「メーグル」を利用します。個人的にメーグルは「文化のみち二葉館 名古屋市旧川上貞奴邸」に行って以来の乗車です。

なごや観光ルートバス「メーグル」

名古屋駅から次のバス停なので8分ほどで到着。(写真は帰る際に撮影)

産業技術記念館南ゲート

産業技術記念館は「トヨタグループの共同事業として設立した産業技術記念館は、豊田佐吉が明治44年に自動織機の研究開発のために創設した試験工場の場所と建物を利用して建設」されたもので、「建築史的に評価された赤レンガの建物を、グループ全体の歴史的遺産として保存しながら広く社会の皆様にご利用いただき、社会の健全な発展に役立つことを目的」としているそうです。

すみません。公式サイトから丸パクリ引用です。

トヨタテクノミュージアム産業技術記念館

ぶっちゃけ初めての来館です。ちなみに産業技術記念館は近代化産業遺産に認定されています。

産業技術記念館正面玄関

到着したのは14時10分ぐらい。映画の上映は15時からなので、まずは館内を見学します。たださすがに5歳の息子には機織りの技術とかはよくわからないみたいで、「繊維機械館」を次々とスルー。自動車工業もあまり興味が無いみたいで「自動車館」はステアリングとホーンのみに興味を示していました(笑)

子ども向けにトヨダAA型乗用車のおもちゃをつくるコーナーがあったので、つくり始めましたが映画の上映時間が来たので、妻に息子を託して上映会場へ。

わくわくしながら上映開始。16mmのフィルム映画で、総天然色映画ですがフィルムの保管状態が良くなかったためか、全体的に赤茶けてしまったようです。まぁ、それはそれで味があって良いですね。そして、最初は合掌造りや現地の踊りのシーンからはじまり、さすが御母衣ダムの建設映画だと思わせる冒頭でした。







が、半分以上は原石山からロック材を運搬するための専用高速道路や仮排水トンネルを建設するシーンばかりで・・・なんとなく黒部の太陽を彷彿する映画でした。後半残り10分ぐらいでようやく本体工事のシーンが始まり、映画内のナレーションでは「7割の工事が完了し」とか言っていたら、すぐに「-第1部-完」のテロップが・・・。

あ、あれダム本体は???

という内容でした。ちなみに第2部はフィルムが現存しないそうです。
なんとかして第2部が見たいと思ったというのが、今回の映画の感想です。はい。

そして妻子と合流。子ども向けに「テクノランド」というコーナーがあって、色んなアトラクションがあります。これには息子も大喜び。時間を忘れて遊んでいました。ただ身長が足りずに乗れないアトラクションや、5歳ではちょっと難しい内容だったりするものも。もう少し大きくなったら早めに来てじっくりと見学したり遊んだりすると良いかもしれません。

下はそのアトラクションの一つ「風に向かって立て」です。風の強さを体感するというか、元々は空気抵抗について学ぶアトラクションだったようです(笑)

帰りはメーグルだと1時間近くかかってしまうので、最寄りの栄生駅から名鉄で帰ることにしました。ここはいろんな電車が間近に見られるので良いですね。と、数時間の滞在でしたが、産業技術記念館は結構楽しめることが分かったので、またいつかきちんと訪問したいと思いました。映画もなんとか第2部を見つけていただきたいですね(笑)

名鉄栄生駅からの風景

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です