太田冨雄さん 多様な価値認め有効利用


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今年は大渇水に見舞われるかもと言われながら、何とかしのいで来ましたが、それでも地域によってはまだ雨の降らない地域があるようです。その一つ、香川県では香川経済同友会が主軸となって、元々農業用に利用されてきたため池を多目的に活用しようという動きがあるようです。
しかし補助金のために用途が足かせとなって、なかなか事業が進捗しないようです。農業用として造られたため池も、農家がいなくなれば、農業としての用途も失うわけですから、結局活用されないまま放置状態になり、荒れ放題に・・・。勿体無い限りです。
ため池に限らずダムもそうなのですが、今や一つの目的のために建造物を造る時代は終わったと思います。いろんな複合的な要素であったり目的であったり、ベストミックスで需要と供給のバランスを賄っていく必要があると考えます。
日刊建設通信新聞社から発行された「日本のダムの再開発」という小冊子では、ダムの再開発を取り上げた内容が載っていましたが、この記事を読む限りでは、これからは折角造ったダムをムダにせず、新規のダムをなるべく造らず、再開発がメインになる時代なんだ・・・と認識させられました。
ハイダムに限らずため池も同じ事が言えるのではないでしょうか?ここにこそ規制を緩和する措置が必要であると強く感じました。郵政民営化も大事な事ですが、国もここに目を向けて欲しいものです。

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