今度は小学生が名古屋で民泊 上下流交流で


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子供たちにとって実に良いニュースだと思います。
名古屋は木曽川水系からの水を得ており、その上流域からの恩恵にあずかっているわけですが、下流域の名古屋と上流域の長野県木祖村が交流するというのはとても良い事だと思います。木祖村は木曽川の源流域にあり、味噌川ダムや奈良井ダムがある地域でもあります。ちょっと下流に行けば、三岳村に牧尾ダムがあります。名古屋の人たちはこれらのダムから取水し、その水を飲んでいる訳です。
大人だけでなく子供もそうですが、名古屋の人たちは自分たちが木曽川上流に住む人たちからそうした恩恵をあずかっている事(スキーなどのレジャー・観光以外)は、たぶんあまり知られていないでしょう。特にダムについては、木祖村の人たちの苦渋の決断もあったことでしょうし、彼らの苦渋の決断が無ければ、名古屋市民は水を得る事ができず、今頃は大渇水など大変な事になっていた事でしょう。
それを思えばこその交流です。
木祖村の子供たちには、愛知万博「愛・地球博」も見学してもらうそうですが、木祖村と名古屋の往復費用と、この万博見学費用も名古屋市水道局が負担するそうです。意外と名古屋市も粋な計らいをしてくれるもんですね。財政難なのに、よっ!太っ腹!(・・・あ、いや批判してるわけではないですよ)
都心に住んでいる子供だけでなく大人も、源流域の人たちの事を常に感謝して、いつか恩返しができるような仕組みができるようになると良いですね。

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